川崎市岡本太郎美術館 生誕100年「人間・岡本太郎」 展
5月21日、川崎市岡本太郎美術館に行きました。
2010年9月4日に行って以来の2回目です。
今回は企画展『生誕100年「人間・岡本太郎」 展』を見るのが目的でした。
前回の反省を活かして今回は向ヶ丘遊園駅から専修大学行のバスに終点まで乗り、その近くにある生田緑地の西口に入り、そこから山を下って川崎市岡本太郎美術館を行く事としました。
専修大学の生田緑地側面した学食に「一般利用可」と書かれていたのを思い出したので、そこで昼食を食べようかと思っていました。16年ぶりの学食もちょっと楽しみでした。
駅についてバス停に行ったら発車した2分後で、次のバスまで38分もありました。愕然としてどうしようかと思いましたが、結局次のバスまで待ちました。
専修大学バス停に到着、生田緑地の西口に向かう道の途中にある「一般利用可」と書かれた学食前に行ってみると、学食は閉まっていました。「震災の影響で倒壊の可能性があるため閉鎖している」旨。
がっかり...。結局昼食は、川崎市岡本太郎美術館内のレストランで食べました。
専修大学に面した道からは、川崎市岡本太郎美術館が見下ろせます。
生田緑地に入り、長い階段を降りて川崎市岡本太郎美術館に到着。
岡本太郎ブームなのでしょうか、前回来たときの倍ぐらいの人がいました。
「常設展」は、「生誕100年 あっぱれ太郎 岡本太郎の仮面」展が開催されており、前回来た時と一部の展示物が異なっていました。造形物は前回と同じのようでした。
岡本太郎が作品を制作している所を映したビデオが放映されている所がありました。製作している場所は、岡本太郎が住居・アトリエとして使用していた建物を改装した「岡本太郎記念館」の1Fと同じに見えました。やっぱりあそこで製作していたのか...。
続いて「企画展」へ。
展示場の中央を囲むようにテーマごとに分かれた小部屋が作られており、各部屋のドアから中に入って展示を見る形となっています。正直言って分かりにくい展示方法。全ての展示を見終えたつもりで中央部分の椅子に座ってぼーっと眺めて休んでいた時に、まだ入っていない部屋があることに気付きました。危うく入り忘れる所でした。部屋は新品の資材で作ったような感じで「無駄だなぁ」と思いました。
『生誕100年「人間・岡本太郎」 展』との事から、生誕100年を象徴するような「岡本太郎作品」がずらりと並べられいるのかと思いきや、そういう趣旨の企画展ではなく、岡本太郎と他の人との交流を紹介するものでした。前期・後期に分かれた展示で、現在開かれている前期は「岡本太郎と実際に会い、活動をともにした人たち」が対象との事。
必ずしも岡本太郎作品が並んでいるわけではなく、正直期待外れでした。
岡本太郎作品とは何も関係ないのですが、大阪万博の時の入場券、絵葉書・記念メダル・ペナント等の土産品、大阪万博のイラスト等が入った一般商品がずらりと並べられており、圧巻でした。これについては必見でした。以前週刊プレイボーイに連載を持っていたとの事で、昔の週刊プレイボーイがずらりと並べられ、一部は手にとって見ることが出来るようになっていました。これも良かったです。目に行く所は岡本太郎の連載ページではないのですが...。
<関連記事>
・大阪・万博記念公園 (3) 太陽の塔 (2008/9/6作成)
・川崎市岡本太郎美術館 (2) 美術館 (2010/9/13作成)
・東京国立近代美術館「生誕100年 岡本太郎展」 (2011/5/1作成)
・岡本太郎記念館 (2011/5/5作成)
・渋谷の岡本太郎作品 (2011/5/5作成)
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