九十九里浜 (1) 九十九里鉄道で片貝駅へ
8月21日、千葉駅から九十九里鉄道に乗って片貝駅に行きました。
あっ、
鉄道ではなく「バス」でです。
また、片貝駅は鉄道の駅ではありません。
九十九里鉄道は「鉄道」と名が付くものの、鉄道は運行していません。
かつては東金駅~上総片貝駅を結ぶ鉄道線を運行していましたが、1961年に廃止され、バス専業となっています。
片貝駅は、かつての鉄道線の終点に設けられたバス停です。
乗車したのは「九十九里ライナー」です。千葉駅から千葉東金道路(高速道路のような有料道路)を通り、東金駅経由で片貝駅まで運行しています。
東金駅辺りから先は全停留所に停車します。
発車後、30個強ある全停留所名がテープで延々と流れました。「いつまで続くんだ」と思いました。主要停留所の案内だけで十分のように感じました。
片貝駅の1つ前の停留所は「駅入口」でした。
そこから狭い道入り、その先の空き地のような場所に入って停車し、ドアが開きました。
一瞬???の状態になってしまいました。ここが片貝駅でした。
バスターミナルのような形になっているのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
駅舎をはじめとした鉄道関連の施設は残っておらず、駅前にありがちな商店等もありません。かつてここが鉄道の駅であった事は、言われなければ分からないのではないかと思います。
バス乗務員の休憩所兼案内所と思われる建物はありました。
廃線跡を探ろうと、駅の東金方向(北西)を探してみましたが、それらしき場所がありません。
民家の庭など線路が通れそうな隙間があるにはあるが、何だかちょっと違うような気がする。
廃止から50年弱経っているので跡形もなくなってしまったのかなと思いました。
ひょっとして、東金方向ではなく90度反時計回りに傾けた方向(南西)に向かって走っていたのかなと思いました。駅跡の敷地の形や、駅跡から南西方向に道があることから考えるとそのほうが合点が行く。
家に帰って調べた所、それが正解でした。駅を出たあと南西方向に向かい、その後90度カーブして東金駅に向かっていたとの事。線路跡のカーブしている所が残っているらしいのですが、見に行っていません。あぁ、惜しい事をした。
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