明治神宮
1月11日、明治神宮に行きました。
首都圏に住み始めて十数年経ちますが、明治神宮に来るのは初めてです。
「ブラタモリ」で紹介されていましたが、明治神宮ははるか昔からあったわけではありません。
明治天皇及び明治天皇の皇后が亡くなられた後、国民の間から2人を祀る神社を求める機運が高まり、大正9年に創建されました。
明治神宮の森も昔から自然に広がっていた森ではなく、創建に当たって人工的に植樹された森です。
→ Wikipediaの「明治神宮」の項目参考。
都心にあんな広い森を、人工的に... と考えると人間のやる事には驚きます。
南門(原宿駅近くの入口)から明治神宮に入ります。
元旦から11日も過ぎているのに、参拝客が多いです。
南参道を歩いて社殿に向かいます。
日本酒が奉納されている所の向かいに、「ワイン」が奉納されていました。
神社にはいくつも行った事がありますが、ワインが奉納されているのは初めて見ました。
西洋文化が取り入れ始めた明治時代に、明治天皇が率先して洋食を召し上がり、ワインをお好みになられた旨の事が横の看板に書かれていました。このワインはフランスの醸造元各社から奉納されたそうです。
南参道を折れ、大鳥居をくぐった先で、「明治神宮奉納冬季全国氷彫刻展」が開かれていました。
氷彫刻がずらりと並べらています。
それらの作品の横に、作品名、作成者、協賛企業等が書かれた看板が立っています。作成者は、都内有名ホテルのシャフが大半でした。
細かい作品も多く「よくこんなものを作るなぁ」と感心しました。
これらの彫刻の作成作業はどこで行うのだろうかと疑問に感じました。それぞれの調理場などで彫刻したものを運んでくるのだろうか? それともこの場所で彫刻をするのだろうか?
調理場で作業をしたら運んでくる時に壊してしまいそうだし、この場所で彫刻をするのは寒そう。 彫刻時の残骸らしき氷の塊が作品の後ろの溝にごろごろ転がっていたので(見た目が汚い)、そう考えるとこの場所で彫刻したのかな?????
この南神門をくぐると、いよいよ参拝場所(社殿)です。
くぐりました。
何だこの人ごみは!
参拝するための長い行列が出来ています。
元旦から11日も経っているのに。
地元の有名どころの神社の元旦でも、こんなに人はいないです。
「やっぱり東京は規模が違うなぁ!」と痛感しました。
行列に並ぼうとしたら、真ん中、西神門から東神門にかけて隙間ができ、列を成して進んでいく集団が来ました。
「結婚式」のようです。
先頭に神主、その後に巫女さん、新郎新婦、親族、友人等その他の出席者.. の順番の模様。赤い傘の下に新郎新婦がいます。
「明治神宮で結婚式をするとこういうことをするのか!」と、知りませんでした。「明治神宮の結婚式」というHPによると、「参進」と言う儀式だとの事。
たまたま居合わせた参拝客にパチパチと写真を撮られていて晒し者のような感じではありましたが、密室の中だけではない、こういう結婚式も良いなと思いました。一生忘れられない記念になってしまいそうです。
1月19日に沢尻エリカさんが明治神宮で結婚式をするようですが、彼女達もこのような形で参進を行うのでしょうか。
公衆の前で行う事になるので、ワイドショー等でこの模様が放映される事になってしまいそうです。
北門近くにあった「ハチ公バス」(渋谷区運営のコミュニティーバス)の北参道入口バス停から渋谷駅まで移動。
途中渋滞している所があったりして、渋谷駅まで1時間強かかってしまいました。
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