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2006/06/01

NHK「東海道五十三次完全踏破 街道てくてく旅」三重県に突入

毎朝NHK-BS2及びBSハイビジョンで放送されている「東海道五十三次完全踏破 街道てくてく旅」が5月31日放送分から三重県に突入した。
私は三重県出身なので、テレビで三重県が出てくるのは嬉しい。

5月31日は桑名宿からの中継。
1つ前の宮宿(愛知県名古屋市)と桑名宿は船(七里の渡し)による連絡。番組でも船で移動していた。
どうでもよい話だが、今から10年以上前、ウッチャンナンチャンのテレビ番組(「世界征服宣言」か「宇宙征服宣言」のどちらかだったと思う..)でママチャリで東海道を横断する企画では、宮~桑名間をペダルで漕ぐ舟で横断しようとして挑戦したが、全然進まず、結局諦めてママチャリで宮~桑名間を走行した。

文化や方言の違いは、「山」による影響よりも「海」による影響の方が強いと、小学生の時に教わった。
そのため、三重県では、距離的には愛知県(名古屋)の方が近い地域が多いものの、「海」でつながっている名古屋弁系統の方言ではなく、「山」でつながっている関西弁系統の方言であるとの事。

だが、文化的には愛知県に似た部分もある。
三重県(の東海道沿線)では、味噌と言えば愛知県と同じ大豆から作る豆味噌(味噌汁も赤だし)であるし、うどんも関東風だ。

もう10年以上前(自分が関東に移り住む前の大学生の頃)の話であるが、当時東京に住んでいた和歌山出身の義理の叔母が語る「東京のうどんは辛くて食えない」の意味が良く分かっていなかった。
試しに東京でうどんを食べて見たが、三重で食べるうどんと比べて特に辛いという印象はなかった。寧ろ三重で食べるうどんの方が辛いような気もする。
自分が浪人時代に通っていた河合塾名駅キャンパスの食堂のうどんは辛くて汁が飲めなかったが、当然ながらその事を指しているわけではない。
大学を卒業し、関東に移り住んだ後に、「関西風うどん」が流行った。その時に、叔母が語っていた「関東のうどんは辛い」の意味がようやく分かった。関東と関西ではうどん出汁が違ったのだ。
なるほど... 自分が地元(三重県)で食べていたうどんは東京と同じ関東風。だから、東京のうどんを食べても辛いとは感じなかった。

そういえば最近は、関東でもうどんを頼むと関西風で出てくることが多くなったように感じる。

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コメント

 関西うどんを知ってしまうと、三重のはやはり醤油からいんです。今は大阪で二人とも安心してうどん食べてます。
 三重は食べ物の東西の境目であることが多いと聞きます。例えば、雑煮も丸餅と角餅の分岐点が鈴鹿あたりだとか。

投稿: 淀風庵 | 2006/06/02 00:50

はじめましてどうやら三重はうどんの汁は関東風ですが、塩気が強いことの例えは関西式なんですね。静岡人の私は「しょっぱい」と表現しますね。

投稿: ナナミ | 2007/03/30 22:03

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