12月23日、西武ドームで開催されたももいろクローバーZのクリスマス恒例のライブ「White Hot Blizzard ももいろクリスマス2013 美しき極寒の世界」に行きました。
チケットは4回目の一般販売での応募(=最後の購入チャンス)で買えました。
もう行けないかと思っていました。
西武球場前駅で降りて改札を出ると、駅前広場~西武ドームの入口は人で埋め尽くされていました。ちなみにトイレも長蛇の列。所沢駅のトイレまで。
着いた時にはもう入場が始まっており、入場手続きに並ぶ列でした。
◎ チケット
今回は、チケットの引換と運転免許書等の身分証明書の掲示による本人確認が必要でした。
チケットはファンクラブ先行販売で購入した人はICカードのファンクラブ会員証をかざして座席番号が書かれたチケットへの引き換え、一般販売で購入した人はチケットに印刷されたバーコードをかざして座席番号が書かれた別のチケットへの引換でした。チケットを購入した時点ではどこの席か分らないという、転売対策の一環でしょうか。
窓口は販売方法ごとに分かれておらず(除くファミリー席・立見席は除く)、窓口にはICカードとバーコード兼用のリーダーが置かれていました。バーコードとQRコード兼用のリーダーは見た事がありますが、全然違う方式兼用のリーダーもあったんだなぁと思いました。
ファンクラブ先行販売は最近設立された所属事務所系列の「スターダストチケット」による扱い、一般販売は「e+」による扱いでした。
利用したシステムはどちらの会社のシステムなのだろう? もしスターダストチケットのシステムだったら、初めての万単位での大規模ライブでの運用で、言ってみれば運用テスト兼用だったのではないかと思われます。万単位での事前テストはおそらく不可能で、担当者はヒヤヒヤだっただろうな。
恐らく既に座席は決まっており、最低でもデータベースを検索して座席番号を取得して印刷できれば完了するので、仮にサーバーが壊れても予め同じデータを保存していたサーバーに切り替えるだけで済みそうなので、それほどでもないのかな。
結構な数の窓口が設置されており、投資額は大きそう。
ただ、窓口は縦に並べられており、客の並ばせ方が悪く...というか列を整理する担当者がおらず、手前に近い窓口に客が集中し、手続き終了後も並んでいる人により入場口に中々進めないといった感じでした。
「システムトラブルはなかった」のかもしれませんが運用上の問題だったのか、開演時間になってもドーム内に入ってくる人波が途切れず、結局開演時間が40分遅れました。
自分も中に入ったのは開園時間ちょうど頃。
我慢していたので席に着く前でにトイレに直行。入口近くのトイレは長蛇の列でしたが、客席の中央辺りにあるくり抜かれた所にあるトイレは待ち時間なしでした。
そんなわけで40分遅れで開演。席はスタンドの3塁側の中の上ぐらい。メインステージの中央はちょうど照明用の柱が邪魔してよく見えない位置でした。それ以外の場所でのパフォーマンスは見やすい。
◎ 開演
最初にフィギュアスケートの村主章枝さんが出て来て、手前に張り出したサブステージ? に設置されたスケートリンクで演技を披露。
後で知ったところでは、村主章枝さんは今でも現役だそうで。既に引退していたのかと思っていました。
また、スケートリンクは氷でできた本物ではなく、樹脂でできたリンクだったようです。樹脂でリンクができる事を知らず驚きました。
ゲストはその村主章枝さんと、Twinkle5のユズリンさんのみで、近年のライブとしては比較的シンプルな構成でした。
途中、広瀬香美さん作詞・作曲の新曲と、アルフィーの高見沢さんの作詞・作曲の新曲が初披露されました。
高見沢さんの方は「ザ・アルフィー」って感じの曲・編曲でした。ももクロの曲のダンスは手を縦に振るか横に振るかのどちらがほとんどだと思いますが、左手で持って「左~左」・右手で持って「右~右」のダンスがあって、新鮮に感じました。自分が知らないだけかもしれませんが。
そんなわけで、約3時間経過後の「走れ」の演奏後、唐突にこれが最後の曲ですとの事。
皆口には出さないものの「えぇ~ 短い」と言いたげな消化不良の雰囲気。
もちろんこの後お決まりの「アンコール」があるわけではありますが。
3時間は十分長い時間ですが、過去の大規模公演4時間半ぐらいあったので、これでも短く感じでしまいました。
西武ドームはドームとは言うものの、ただ屋根付いているだけで暖房装置はなく、大きな隙間から風が入り込んできます。
「手の運動」は行っていたものの、それでは全然足りないのか終始寒かったです。
◎ アンコール ~ 国立競技場
アンコール待ち中、ステージの後ろのスクリーンに以下旨の表示がありました。
「この後あの人が登場して次回開催地の発表を行います。このスクリーンに歌詞が出ますがメンバーには見えません。一緒に歌ってあげてください」。(正確な文ではありません)
この何日か前にAKB48が自身のイベントで「国立競技場でライブを行う事」をももクロファンでもある楽天のマー君がゲストで登場して発表したばかり。
ももクロに負けないよう、この頃強く意識している感じがするAKB。
もしやこの展開は...
アンコールの2曲終了後、「あの人」こと松崎しげるさんがVTRではありましたが登場しました。
後ろに表示される歌詞に合わせてファン一緒に歌います。
3月15日と3月16日の2日間「春の一大事を国立競技場で開催」の発表でした。
少し前の「消化不良の雰囲気」が大変わりして大盛り上がり。隣の席の人は泣いていました。
その発表の次はももクロの原点とも言える「あの空に向かって」という曲を、グランドの周りをまわるフロートに乗って歌う。
「世界のももクロ No.1」なんつって定番コールがかかる曲の粋な演出です。
最高点に達した瞬間でした。
その後持ち歌ではないクリスマス曲を2曲歌い、「スターダストセレナーデ」という曲が最後の曲でした。
最後のバンドメンバーの紹介。前回より管楽器担当のメンバーが増強されてました。総指揮は前回までの武部さんではなく別の人でした。
最後の挨拶の中でのマイクなしでの「ありがとうございました」(さらに最後がありましたが)。ステージからだいぶ離れた席でしたが、声はしっかり聞こえましたよ。
約4時間のステージでした。
国立競技場での2日間、1日分だけで十分なので何としてでも行きたいと思ってしまいました。
以前このブログで作成した「国立競技場」という記事 (2012/10/8作成)。
この記事の中で
> この近くに日本青年館があります。
> 「2年半前にはこの近くの日本青年館で初のホールライブをやりました。」なんてMCを
> ちょっと思い浮かべました。
と記載しています。
これは ももいろクローバーZ の事を指しています。
2年半後ではなく約「3年3か月後」ではありますが、本当に実現する事になるとは。
下見? した甲斐があったなんて思ってしまって、
いやはや感激です。
帰りは、前回の西武ドームのように終電に間に合わないなんてことはなく、無事日付が変わる前に自宅に着きました。
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