靖国神社の中にある遊就館へ。
・遊就館
・拝観券
入場券ではなく拝観券です。
拝観券と称することにより何か例えば税制上メリットがあったりするのか、どうなんでしょう?
・玄関ホールの零戦と零戦の座席
・玄関ホールの蒸気機関車C56 31号機
C56 31号機は日本製ですが戦中に日本軍が建設したタイ~ミャンマーを結ぶ「泰緬鉄道」で使用されたもので、日本に戻ってきた形になります。
以前ここで開催されていた「機関車C5631号帰還40周年」展に行きました。
→ 参考 : 靖国神社 (3) 遊就館「機関車C5631号帰還40周年」展 (2019/12/28作成)
特別展「兵食 ~陸海軍の食事から、英霊に捧げる「神饌」まで」が開催されていました。
どうやら順序的には最後に見るようでしたが、先にこれを見ました。常設展を見る人は常設展料金で見ることが可能で、特別展だけの料金もありました。
・兵食展のポスター
このポスターに「酒保」とありますが、酒を飲む場所ってわけではなく、通常の支給される食事とは別に設けられていた有料の売店で、甘いものも販売されていたようです。海軍ではタピオカプリンなんかも出たそう。
前半は戦前戦中の陸海軍の食に関する展示が主でした。
陸軍と海軍ではだいぶ違ったようです。
普段の食事ではまぁまぁ良い食事が、田舎の人からすると見たこともない料理も出てたそうです。
祖父は元軍人(陸軍)でしたが、父よりいろんなものを食べた経験があるのかな? と思いました。
・戦前戦中の糧食・慰問品
右側は正月の特別色の缶詰です。
後半は、靖国神社の例大祭等でお供えする食に関する展示でした。
これも兵食なのかなぁ?
展示はそんなに多くなかったです。
・靖国神社の例大祭等でお供えする食
常設展へ。
撮影は真ん中の大展示室のみ可能です。
2階から見ていきます、日本の戦争の歴史を順に辿っていく感じです。江戸時代辺りも少しありますが、明治維新以後が本格的な展示で日清戦争・日露戦争へと進んでいきます。
案外このあたりの事自分は知らなかったりして、そうなっだのかというのもありました。
早めに入ったので時間は余裕だろうと結構じっくり見ましたが、2階の大東亜戦争より前まで見た所でもう15時頃で閉館の16時半まで1時間半しかない。
大東亜戦争の前に真ん中の大展示室を見学しました。
・艦上爆撃機「彗星」と航空特攻兵器「桜花」の模型
上に吊るされているのが「桜花」の模型です。
人が操縦するもので、他の航空機に吊らされた状態で離陸し、離されて体当たりして攻撃したそうです。悲惨ですね。
・九三式魚雷と人間魚雷「回天」
黒い方が「回天」です。九三式魚雷の方は無人だったようです。
・九七式中戦車
・田母神氏奉納の模型
・空母「翔鶴」の模型
・機関銃や砲弾
・小型の特攻ボート「震洋」の模型
こういうのもあったのか。恐ろしいです。
・遺品
本編に戻ります。
太平洋戦争の開戦は、第2次世界大戦でそれまでは特に大きな成果がなかったアメリカに仕掛けらてしまったのかなと思いました。
※ あくまでここでの展示物を見て思ったことで、膨張されているかもしれないのでそれは加味する必要はありそうです。
日本は当時石油をアメリカからの輸入に頼っていたようでそれを禁油されたことは影響が大きかったようですが、日本としてはなんとか開戦を回避しようと動いていたようです。
現代でも、食料なんかでも海外からの特定1国からの輸入に頼るというのは危険のようで別のルートも有しておくべきのように思いました。
太平洋戦争では米軍による日本本土への上陸も計画していたそうです。その前に終戦になったそうです。
沖縄に人には悪いですが、これは本当にその前に終戦になってよかった。
上陸してたら大変な事になっていたかと思います。
最後、終戦に至るまでの議会での天皇陛下の発言の展示もありました😢。
アメリカからと思われる見学者もまぁまぁいて英語でも記載されていて真剣に読んでたりしてましたが、どう思ったんだろうな? と思いました。
最後の靖國の神々辺りは時間の関係上はしょりましたが、出たのが閉館の10分間ぐらいでした。12:30頃入場したので4時間弱いたことになりますが、あれ時間に余裕があるつもりだったんだけどな。🤔
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