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2023/09/23

SOMPO美術館「生誕100年 山下清展」

7月8日、東京新宿にあるSOMPO美術館で開催されていた「生誕100年 山下清展 -百年目の大回想」に行きました。

・SOMPO美術館
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SOMPO美術館は損保ジャパンの関連財団が運営する美術館で、損保ジャパン本社ビルの前にあります。
行った当時はビッグモーターとそれにまつわる損保ジャパン騒動が始まるまででした。(ビックモーターの問題はその頃でも一部では言われていました)

入場します。
3階から5階が展示室になっています。(2階はミュージアムショップ)

・エレベーター前
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企画展は撮影禁止です。

山下清氏については裸の大将もほぼ見ておらず、弥生軒で一時期働いていた事ぐらいしか知りませんでした。
1922年(大正11年)生まれで、3歳の時の病気の後遺症で軽い言語障害・知的障害だったとの事。
最初は普通の学校に行っていたようですが、その後知的障害者施設の八幡学園に入園し、そこでのちぎり紙細工の実習?で才能が開花したようです。
18歳の時に初めて学園を脱出して裸の大将の題材になっているような放浪生活がはじまったとの事。戻って来たりまだ脱出したりを15年繰り返したそうです。
裸の大将のドラマでは旅先で絵を書いた事になっているようですが、実際には旅先ではほとんど絵を書いておらず、戻ってきてから記憶を頼りに描いたとの事。記憶する能力がすごかったようです。
放浪の時の日記では「夕食をもらいに行きました」とあり、買いに行きましたの事を指しているのかなと思いましたが、本当に無料でいただけないか交渉に行ってたんですかね、自分からするとなかなか勇気がいるように思います。

初期は貼絵がメインだったようで、ぱっと見ではわからなかったが眼鏡を外して近寄って見ると確かに細かく紙が貼ってあってでこぼこしてます。😯
これは根気がいりそうです。
古い切手をちぎって貼ってある作品もあって切手代がもったいないなとか思いました。

その他ペン画などもありました。

ヨーロッパ旅行の絵、
東海道五十三次の作品もありました。

若くして49歳の時に脳出血により亡くなったそうです。
もっと生きていたら、さらにいろんな作品を残せていたのかな。

山下清展、結構よかったです。

最後に山下清展とは無関係のSOPMO美術館所有作品の展示があり、これは撮影可でした。
ゴッホの「ひまわり」も。

・東郷青児「望郷」、グランマ・モーゼス「さあ、ボートに乗りに行こう」
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・ゴッホ「ひまわり」
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