鉄道博物館2021 (3) 山手線展
「山手線展 ~やまのてせんが丸くなるまで~」、これが今回鉄道博物館に来た目的でした。
スペシャルギャラリー1で1月31日までの開催です。
山手線は最初は環状ではなかったんですよね。
1885年(明治18年)に日本鉄道が品川線として品川~赤羽間を開業。
新橋~品川は1872年に官設で開業済み(新橋~横浜間)。高崎線方面も上野起点で1883年に日本鉄道により開業済みで、こちらの路線と官設の路線を結んで貨物輸送することが主目的だったようです。
1901年 : 山手線に改称
1903年 : 常磐線からの貨物輸送を主目的に池袋~田端間が開業
1906年 : 国有化
1910年 : 新宿~有楽町間開業
1914年 : 有楽町~東京間開業
1919年 : 中央線が東京駅まで開業し、のの字運転開始。(東京~神田間開業)
1925年 : 神田~上野間開業、現在の山手線の環状運転開始。
となったようです。
品川~池袋~田端間の山手貨物線は1925(大正14年)に複々線化されて誕生。
東海道本線支線の品鶴線は1929年(昭和4年)に開業。
あの辺りの貨物線はそんなに昔からあったんですね。戦後なのかと思っていました。
そのあたりの路線の「歴史」の展示が中心でした。
その他に山手線で使用された過去現在の車両、「山手線トリビア」等もありました。
山手線トリビア、長々と全部読んでしまいました。
昔は現在の目黒駅のすぐ南にトンネル(永峯トンネル)があったそうで、びっくりしました。
トンネルがある事は現在の貨物線の線路で、貨物線を作って複々線化するときになったようです。
えー、特に貨物線の方は高い切通しにはなっていますが、トンネルにするほどではないような。展示されていた写真でも蓋に近かったです。
当時は三田用水が上を交差していたようでりその関係もあったのかな?
トンネルがあった雰囲気は全く感じないです。
あと、目黒駅は開業時は今より南に約500mの平坦な位置にあったそうです。
良い企画展でした。
写真を撮りたいなと思うものがたくさんありましたが、撮影禁止でした。
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