痔の手術 (6) 入院5日目 (術後3日目)

早朝に肛門からほんの少しきくらげのようなものが一切れ出ました。
お尻が痛い。
初めて出た時はトイレにあるナースコールを押してくださいという事だったので押して見てもらいました。 一応便だとの事。
初めての排便後激痛。
痛め止めの薬を飲みました。

朝食を終え、回診が終わる。
今日からお風呂が入れるのでお風呂に行ってくださいとの事。お風呂に行く準備をしていたら便意が襲ってきて中～大の排便が出ました。
普段便の硬さは下痢気味だったり硬かったり安定していないのですが、普段の硬い場合と同じぐらいの硬さ。便を柔らかくする薬を飲んでいるのに柔らかくなく「これはやばいのでは」と思う。
ナースコールを押して看護師の方が来て見てもらいましたが、特に問題はない硬さで多少血も付いているが問題ない範囲との事。
ちなみに入院中はずっと便の硬さや形がこの時と同じでした。

ずっと排便がなかったらどうしようかと思っていましたが、まともな排便が出て良かったです。
しかし、この排便時及び排便後に耐えられないほどの超激痛。
今までで一番痛い。尿道カテーテルを入れられた時よりもずっと痛い。
尿道カテーテルの痛みは一瞬で終わりますが、この終わりは収まりません。
痛め止めの薬を飲んでからまだ4時間経っていないので飲みたくもまだ飲めない。
座っているのも痛いのでベットでうずくまっていました。

この日は初めて入浴できる日。
ベットでうずくまっていたら看護師さんが「お風呂行きました?」と。痛くて旨言うと痛みは風呂に入った方が収まる旨言われて急かされてしまったので、しょうがなく行きました。
シャンプーやボディーソープを持ってきていなかったので売店で購入し、浴場へ。

浴場には係員の人がいて、初めての入浴との事で入り方の説明がありました。
風呂は大きいのが男女別にあるわけではなく、11個個室があってその中に1人用の浴槽があります。1人ずつ個室に入って入ります。浴槽の隣にシャワーとトイレもあります。
浴槽は尻の部分から泡が出るようになっています。
最初に髪の毛と体を洗い、泡が出る浴槽へ。5日振りの入浴です。
うー気持ちいい。至福な気分。
看護師の言っていた通りお風呂に入った後痛みはだいぶ和らぎました。
ただ、和らいだと言っても依然痛いです。

入院は7～10日間の予定で、会社への休暇申請はとりあえず最短(7日分)出して延びる場合は連絡をすることになっていました。
この調子では申請期間内に退院すらできなさそう。
ノートパソコンを開いて上司に延びそうな事をメールしようと思ったのですが、ノートパソコンを開いて座ってメールを書くのすら辛い状況。明日にしました。
昨日作成していたブログ用の文書続きを作成しようと思っていたがこれも取り止め。寝転んで1日中スマホをいじっていました。

栄養科の方が高脂血症の人を対象とした栄養食事指導があるので14時から会議室に来てくれと、 アンケート用紙を持参してベットに訪れました。
今日はちょっと痛いのにと思いつつ。これは何点かな? と思いつつ。(80点でした)
時間になり会議室へ。
高脂血症の人が対象だった事もあり年齢層が高かったです。
座布団が置いてあってどうぞ好きに持って行って使ってくださいとの事。持って行って使いましたが、なるほど座布団を使って座ると多少楽になる。
指導で気になった事は、
  ・夜遅くまで食べられない場合は一般的な夕食時間に捕食を食べた方が良い
  ・青魚や大豆製品が良い
  ・休肝日は2日連続とするのが良い (例えば、月木を休肝日とするよりも、月火を休肝日とした方が良い)
その他、1日3食やバランスの良い食事等普通に言われている事でした。

栄養食事指導に行く前に、看護師がシーツに血が付いているのを見つけて「栄養食事指導に行っている間に取り替えます」との事でした。
布団などきれいに整えてから行けばよかったものの、ぐちゃぐちゃになっているままで行ってしまい、戻ってきたらきれいに整えられていて「あぁしまった」と反省しました。

入院後初めて洗濯もしました。
病院に洗濯機と乾燥機があり、それぞれ200円と100円です。支払いはテレビカードです。

この日の夕食はおでん。からしがありません。食べていて何とも寂しい。よく考えると刺激物でもあるからしが肛門の病院食で出されるわけないか。今までからしをたくさん付けておでんを食べていたことを反省。

この日からは寝る前にもMK散(軟便剤)を飲むことになりました。