痔の手術 (5) 入院4日目 (術後2日目)

この日からは朝食も普通食でした。

朝食後、抗生物質の点滴が約30分。
点滴中に医師がやってきて、背中に刺さっていた硬膜外麻酔カテーテルが抜かれました。
点滴が終わり、以後は点滴がないと事で点滴の針も抜かれました。
これですっきりしました。
通常はこの後シャワーのみ可(入浴は不可)という事になっているのですが、この日は日曜日では浴場は休み。シャワーはできませんでした。

昨日もそうだったのですが、今頃になって痔の手術の体験ブログを読み漁ってみたり。
手術前の説明は看護師のそれぞれの患者に個別に説明受けましたが、以前はデイルームに患者が集められてまとめて説明を受けていたそうです。プライバシーの問題や、分からなくても質問しずらいとか、理解せずにそのままになっている人が出るとか、そんな感じの理由で変えたのでしょうか?
その他にも、今は病室に医師が回診に来ますが、以前は入院中も患者が診察室に出向いて診察を受けていたようです。
日々見直していろいろ方法を変えていっているようでした。
また、患者それぞれの担当医師は決まっておらず、回診に来る医師や外来で診察を受ける医師が毎回違います。良くない面もあると思いますが、医師だって病気になる事もあるし、誰が診察しても支障が出ないようにうまく体系化されているようでした。
なかなか難しい事だと思います。

病院はあまりIT化されておらず、印刷されるのは名前のラベルぐらいでそれ以外は手書きです。
カルテも紙のカルテです。回診の時は各人のカルテを載せた台車と共に来ていました。
病院内はWi-Fi等無料のインターネット関係はありません。病院内の掲示板のWi-Fiを導入してほしい旨の質問の回答に「あえて導入しない」旨書かれていました。

午後からは、ずっと寝転んでいるのもあれなので、持ってきたノートパソコンを取り出してこのブログ用の文書を書き始めました。
夕食前までに2日目の手術中の所あたりまで書きました。夕食後再開しようと思っていたのですが、夕食中に肛門が痛くなってきました。
「これはあかん」とブログ用の文書の作成は取り止めて、しばらく飲んでいなかった痛み止めも飲みました。

朝から普通食になったこの日以降は、病院で出る食事だけでもお腹が空くという事はありませんでした。
病院のHPに載っていた食事の写真では量が少なそうに見えたのですが、実際には私にとっては十分な量でした。
病院にいるとあまり動かないのでお腹が減らないというのもあるかもしれません。

この日も排便はなし。
午前中はおならもほんの少し。午後看護師が来た時にその旨を話したら看護師の表情が曇って焦りましたが、午後からたまに出るようになりました。
パンフレットには手術前の腸洗浄により「術後1～2日目は排便がなくても問題ありません」とあるのでまだ問題なさそうですが、そろそろ出てほしいところ。排便が出る前に退院はあり得ませんし。
以前内視鏡検査&大腸ポリープ除去をした時もしばらく排便がありませんでした。あの時はどれぐらい出なかったのだったか? Twitter等でつぶやいた記憶があるので履歴を探してみたら6日後に「ずっと便秘気味」とありました。便秘気味との事なのでそれまでに出てはいたのでしょうが、6日後まで出なかったらどうしようと思いました。

自分は最初から追加料金不要の病室でしたが、他の患者の入院期間が延びた等により追加料金不要の病室が満杯の場合は、追加料金が必要な病室に無料アップグレードされることがあるようです。
自分がいる病室から退院された患者がいて、無料アップグレードされていた病室から本来のランクのこの病室に移されてきた患者がいました。
その内の1人がどうしたらこんな大きなものが出せるのか不思議なぐらい強烈ないびきをかいている人がいました。寝ている時に喚いたりする場合があるとの事で他の患者に迷惑がかからないか気にしていたのですが、そんなに気にしなくてもよかったのかなと思ってしまいました。(とはいえいびきよりも喚きの方が迷惑かな?)