痔の手術 (12) 入院11日目 (術後9日目)

この日は日曜日。

日曜日は特別な人以外は回診がないが、朝改めて看護師に「昨日、明日退院を目処にと言われたのだか～」と念を押した事もあってか、私のところには回診が来ました。
結果は良好との事で明日の退院で確定しました。

仕事復帰はデスクワークであれば退院翌日からでも構わないとの事でしたが、まだ痛みもあり再び出血しないかという恐怖感もあり退院翌日からの出勤は恐ろしい。退院3・4日後に通院する事になっているので、退院後2日間休ませていただいて、3日後に病院に寄ってから出社する事にさせていただきました。
入院前に1週間(5営業日)の休みを申請しましたが、途中で7営業日休みに延び、最終的には2週間(10営業日)休みと当初の倍休むことになってしまいました。
有休休暇は10日以上余裕で余っていたので金銭的な問題はありません。
力仕事の人は術後1ヶ月ぐらい休むのが望ましいようで、さすがに1ヶ月も休んでしまうと勤務先によっては厳しそうです。

前回は最初の退院予定日の前日に出血しました。
2回目の退院予定日の前日であるこの日、同じように出血しやしないかとびくびくして慎重に過ごしました。
日曜日は他の曜日よりも勤務している看護師の人数が少なく、看護師が廻ってくる回数も少なかったように思います。
前述のように回診も特別や人のみで、外来診察や手術も休み。
この日出血したら前回と同じように止血手術ができるのだろうか？ 当直の医師が1人はいるだろうが、麻酔医はいるのかな？駆け付けてくるのかな？
風呂はなしで構わないが、看護・医療体勢は他の曜日と同じにしてくれれば安心だなと思いました。

2回目の退院説明がありました。2回目なので簡潔にでした。
医療費の概算も渡されました。医療費は当然ながらアップ。(約2万5000円アップ)
一旦回収されていた退院時の処方する薬が渡されました。薬は1回目の時よりも処方する日数がなぜか3倍ぐらい増えていました(1日当たりの量は同じ)。

前回出血した時刻が無事過ぎてホッとし、夕食へ。

この病院では退院前日の夕食は退院の祝膳がでます。
そんなに豪華なものではないが、野菜はきれいに縁取られ、味付けもしっかりしていて病院食とは一線を画するものでした。
本当は3日前に食べるはずだったもの。
出血した時間にはもう調理に取りかかっていたかもしれません。毎日退院する患者はたくさんいるので私だけのための料理ではありませんが、そう考えるとジーンときました。
もう一度食べる事にならないよう祈るばかり。
その他に植物繊維等について書かれたメッセージカードと、横浜文明堂のどら焼きも付いていました。どら焼きには病院名の焼印入り。

この日は「スカパー音楽祭」の放送日でした。
19:30の放送開始からの消灯時間の21:00までは見ようかと。テレビにBSスカパーのチャンネルがある事を確認し、テレビカードの残数が少ししかなかったので新しいテレビカードを用意していたのですが、契約されていませんとの事で写りませんでした。
そりゃそうか。
どうせ何度か再放送するから良いか。
ちなみに、テレビカードの残数は払い戻し可能です。

無事出血する事なく消灯。
このままいけば退院できそう。