第47回衆議院議員総選挙
(1) うちの選挙区(神奈川2区)
自民党候補は菅内閣官房長官です。
内閣官房長官になってしまい、また特に汚点もないと思うので、他の候補者が当選するわけではないと諦めたのか、今まで民主党候補だった広末従兄(三村和也氏)は他の選挙区に移ってしまいました。
候補者はその自民党の菅氏と生活の党と共産党の候補のみ。なんだかもう公示する前から当選者は決まっているようなものでした。
実際、自民党の菅氏が圧勝しましたが、得票率は67.7%で思っていたほどの圧勝ではなかったなと思いました。
以前の役職がない時代はよく朝に駅前で本人自ら演説してビラを配ったりとかしていましたが、官房長官になってはそれはなくなり、今回の選挙戦では一度も姿を見かけませんでした。代わりに支援者(市会議員?)が演説。
あ、それが悪いと言っているわけではないですよ。内閣官房長官の仕事の方が大事ですし、両方やって体を壊すようなら、内閣官房長官の仕事に絞った方が良いかと思います。
(2) 与党圧勝というが
自民党微減、民主党増ですね。民主党は海江田党首が落選してしまいましたが。
共産党が大幅増。
自民もあれだけど、民主党は3年間の政権与党時代を考えると投票する気にはならないといった所でしょうか。とはいえ民主党は前回より増えているんですけどね。
民主党は、反対を唱えるのは結構な事だけど、何の具体策も示していないように思います。アベノミクスとか、現状は目立って成果は出ていないかもしれなし今後も出てこないかもしれないけど、民主党時代の「落ちる一方」と比べれば「まだまし」に感じます。
なんだか「埋蔵金頼み」みたいな事ばかり言って、埋蔵金は自然に沸いてくるわけではないし、実際民主党政権前に言っていた埋蔵金は結局出てこなかったようですし。
結局のところ大企業がまずは儲けなければ、先には進みようがないような気がします。大企業の「内部保留金」はちょっと気に食わないですが。
次世代の党は、あんなに惨敗するとは思ってなかった。なんであんなに負けてしまったのか自分にはいまいちよくわからない所です。
社民党は、もしかすると消滅してしまうのではないかと思いましたが、残りましたね。
北海道や東海地方はなんであんなに民主党が強いんだろう。関東地方が16~18%の所、東海地方では23%、北海道は28%。地元新聞社の影響?
(3) 菅直人氏
最後の最後に比例復活で当選。
「菅氏は落ちるんだ」と思い寝て、起きてニュースを見たら当選していて驚くという。
前回の第46回も同じパターンでした。
菅氏は何か持っているのではないかと思いました。それを「運」と言ってしまうのは失礼で、運ではない何かがあるのではないかと思いました。
(4) 政党名「支持政党なし」(略称「なし」)
北海道の比例区のみで出馬。
社民党・次世代の党・幸福実現党よりも投票数が多く、5万票強。
抽選により投票用紙の欄が位置が上手いこと右端になってしまったようで、たぶんこの党に対して殆ど報道もされていないだろうし、勘違いして入れてしまった人も少なくないのではないかと思いました。
なんだか自分にはいくら考えてもこの発想は思いつかなかったような気がして、「やられた!」となんだか悔しく思いました (苦笑)。
(5) 投票率が低かったので「自民党が信任されたわけではない」との報道
負け惜しみなのかな?
そんなんだから「公正に報道するように」なんて普通に考えればわざわざ言う必要のない事が自民党などから要請されるんじゃないかなと思いました。
何らかの事情で投票に行きたくても行けなかった人は別として、それ以外の投票に行かなかった人は「信任する気も信任しない気もない」と見なして良いように思います。「決まった政策に文句を言わずに従います」って事で。
「白票」は「どっちもやだ!」という意味なので、それはそれでよい主張と思います。
なんだかよくわかっていな素人がぐだぐだ言ってすみません。
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