国立西洋美術館「ミケランジェロ展」
10月13日、国立西洋美術館で開催されている「システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展 -天才の軌跡」に行きました。
ミケランジェロは1475年産まれのイタリアのルネサンス期の芸術家との事。彫刻が中心で、その他にバチカン市国のシスティーナ礼拝堂の天井画・壁画が有名だとか。
そういうわけで彫刻や壁画を持ってくるわけにはいかないのか、素描(彫刻や壁画の下絵)の展示が中心でした。
16歳の時に発表した「階段の聖母」で有名になったそうで、ずいぶん若い頃から活躍していたのだと思いました。「階段の聖母」は今回の展覧会でも展示されていました。
シアターがあり、4Kカメラとかいうもので撮影された「システィーナ礼拝堂の天井画・壁画」の映像がありました。
これが素晴らしかった。
是非本物を見たいと思いました。
高解像度だからなのか、絵が描かれている天井・壁にひび割れが多数あるのがわかりました。
やがて建物の耐震性に関する修復が必要になるのかなと思いましたが、その時はどうするのかなと思いました。絵を残したまま修復できるのかな?
常設展では、国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエ氏の展覧会を実施中。
ル・コルビュジエ氏は、午前は芸術家、午後は建築家といった働きぶりをしていたとの事。
だまし絵みたいな絵が多くて「???」でした。
野外にある展示物も見学。
カレーの市民って何だ? 何だかそんな名前のカレー屋さんがあったような (→ カレーの市民アルバでした) と思いましたが、後で調べた所フランスにあるカレー市を指しているようです。
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コメント
私も「システィーナ礼拝堂500年祭記念ミケランジェロ展」を見に行ってきましたので、興味深くよませていただきました。
ローマやフィレンツェまでミケランジェロを見てきましたが、今回展示されていた「階段の聖母」は新鮮でした。
「階段の聖母」は、聖母マリアが掘りも力強く立体的に浮きだし、聖母マリアの存在感がすばらしいと思いました。しかし、ルネサンス全盛期、たとえばラファエロの聖母子のような母と子のやさしい交流はなく、キリストの受難を予告したようなゴシック時代の作品のような厳しい表現になっているように感じました。
私もミケランジェロの「階段の聖母」についての感想を書いてみました。
ご感想など、なんでも結構ですのでコメントなどをいただけると感謝します。
投稿: dezire | 2013/11/02 13:20