江戸東京博物館「明治のこころ モースが見た庶民のくらし」展
10月14日、江戸東京博物館で開催されている「明治のこころ モースが見た庶民のくらし」展を見に行きました。
モースは大森貝塚を発見したアメリカ人のエドワード・モースの事です。
動物学の専門家で、明治時代にお雇い外国人として東大教授に就任。3度来日し、日本にいたのは合計3年ぐらいのようです。
そのモースが日本から持ち帰り、アメリカのピーボディー・エセックス博物館とボストン美術館に所蔵されている「モースコレクション」の中から主に生活用品が展示されていました。
外国に所蔵されているものを使った日本のものの展覧会という、変わった形です。
モースは来日して3日目に大森貝塚を発見したとか。
これは、逆に考えると、当時の日本では貝塚というものが学術的に遅れていて知られていなかったという事になるのかな?
モースが持ち帰った明治時代のものがたくさん展示されています。
意外や意外、「初めて見た驚きのモノ」よりも、今でもその名残が残っていたり今でも一部では使われているモノの方が多かったです。
明治時代から根本的には大きく生活様式が変わっておらず、引き続き歴史は続いているのかなと思いました。
展示されている写真の子供がみんな明るい笑顔でした。今の子供の表情と何だか違います。これは印象的でした。
所々にモースが見た日本の印象に関する言葉が貼られていて、自分の国を誇りに思いました。
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