映画「風立ちぬ」
宮崎駿監督による映画「風立ちぬ」を見に行きました。
「風立ちぬ」と言わると、
♪今は秋
と続いてしまうのですが...
それはともかく、
映画「風立ちぬ」は、零戦を設計した堀越二郎氏の人生を題材にした映画でした。
幼い頃夢見ていた飛行機の設計。
東京帝国大学(現:東京大学)の航空学科を卒業し、三菱内燃機製造(現:三菱重工業)に入社。名古屋で行っていた軍用航空機の設計を担当。
上司にも力を認められて信頼されているエリートって感じでした。
設計した飛行機が試験飛行で墜落する失敗はあったものの、やがて零戦を設計し成功。
そんな感じの物語です。
反戦とか戦争賛美とかそういう話ではありません。どちらかというと反戦ではありましたが。
主題は夢見るエンジニアの姿といった所。
他の宮崎アニメのようなファンタジーではないです。
結構よかったです。
自分はエリートではないからなぁとちょっと僻みましたが。
大人が見る映画だと思いました。
実際客層は大人が中心でした。
子供目線ではどう感じるのかな。あぁやって夢見て自分の道へ歩んでいこうと思ってくれたらいいかな。
恋愛話は架空の話で、零戦設計前から結婚していて子供もいたようです。
これが本当の話と伝わっていく可能性もあり、「いいのかな?」と思いました。
個人的には、恋愛話はなくてもよかったかなと思いました。
映画は終戦で終わっています。
この人の人生は戦後どうなったのかな、どういう気持ちだったのかなというのも気になりました。
※ Wikipediaによれば、YS-11の設計に参加、新三菱重工の参与になり、退社後は大学の教授(日大生産工学部機械工学科など)を勤めていたようですが。
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