科学技術館
続いて北の丸公園内にある「科学技術館」に行きました。
日本科学技術振興財団が運営する科学系の博物館です。
各業界団体・企業・研究所に出展してもらい、出展者が決めた展示内容で出展者のブースが並んでいるようなスタイルでした。各ブースにいる係員も出展者の職員の模様。
言ってみれば、出展者のPR館が並んでいるような感じです。
博物館直営の展示コーナーは無いようでした。
空いているブースや、簡素な内装の所にひとまず展示物を置いたような感じになっているブースがありました。出展者が撤退した跡なのかな?
ちょうど液体窒素を使った科学教室が行われていました。
上の写真は湯の中に液体窒素を入れた所です。
その他、風船を入れたり、コカコーラー入りの蓋を開けたペットボトルを入れたりしていました。
コカコーラーの場合は蓋の所からコカコーラーが噴出します。炭酸が入っていることが原因で、もし蓋を閉めていたら爆発するとの事。
炭酸が入ったもの(ビール等も含む)は、冷凍庫でも危ない。
「あぁ温い 冷凍庫に入れて早く冷やそう → ちょっとテレビを見よう。あぁテレビ面白いなぁ (こういう時は冷凍庫に入れていたことを忘れてしまいますからね) → ドカン!」
となりますから絶対に止めましょうとの事でした。
なかなか楽しい科学教室でした。
・3階のアトミックステーション ジオ・ラボ (原子力関連団体や各電力会社の出展)
原子力発電推進のブースです。どことなく後ろめたさを感じさせる雰囲気でした。
ウラン鉱石から燃料棒に加工し、発電し、使用済み燃料を廃棄するまでの過程が紹介されていました。
3番目の写真は燃料棒の実物大模型だそうです。もっと大きいのかと思っていました。
使用済み核燃料はガラス固化体に加工し、さらに容器に封じ込めて地下の奥深くに埋めるようで、「えぇ~ こんなので大丈夫なの?」と思いました。日本ではそもそもまだ埋める場所すら決まっていないようで、地上で保管されているようです。今後原子力発電をどうするか(推進?廃棄?)よりも、使用済み核燃料の処理をどう迅速進めるかの方が重要なのではないかと思いました。
「Z伝説」のPVの1:28あたりに出てくるあれ?
「ビリビリ感電」する場合が本当にあるようで、他の人と手をつないで触らないよう注意書きがありました。
ちっちゃい...。
科学技術館唯一の博物館って感じの展示コーナーでした。
「サイエンスライブラリー」なんて名前が付いていましたが、日本自転車普及協会の図書室兼事務所みたいな感じの場所でした。
その中の一角で自転車が展示されていました。
この写真のようなタイプの自転車、小学生高学年ぐらいから乗っていました。憧れの的で装備の豪華さを競ってましたね。ギヤ数が多い方が偉いみたいな。
科学技術館全体として、小学生の社会見学に適していそうな場所だなと思いました。
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「昭和館」「科学技術館」共に、先日「印刷博物館」に行ったときに買った「ぐるっとパス」(2000円)で入場しました。
印刷博物館が300円、昭和館が300円、科学技術館が700円だったので、あと700円分使えば元が取れます。
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