観音崎 (5) 横須賀美術館「及川正通イラストレーションの世界展」
続いて横須賀美術館へ。
割と最近できた... と思っていましたが5年前のオープンでした。初めて行きました。
この日は企画展を含めて入場無料でした。
美術館の前は海です。
企画展として「没後30年 朝井閑右衛門展」、常設展の特別展示として「及川正通イラストレーションの世界展」が開催されていました。
及川正通さんは雑誌「ぴあ」の表紙のイラストを廃刊になるまで36年間描いていた人です。
学校卒業後さいか屋横須賀店に入社し宣伝部で活躍、その時に手がけた広告などが展示されました。その次に「ぴあ」以外の作品が少しあり、そのあとはずっと「ぴあ」表示の展示です。特集コーナーを除いて年代順にずらりと並んでいました。
各作品(特集コーナー除く)には、この特別展示の開催にあたって及川氏が付けたと思われるコメントが書かれており、中には毒舌なコメントもありました。コメントを読んでいくだけでも楽しいです。
「ぴあ」の表紙登場回数の最多は広末涼子さんで16回との事。通常コーナーに1作品、「広末涼子シリーズコーナー」に14作品が展示されていました。なぜか1作品足りません。足りないものがどんなイラストなのか気になるところであります。
広末さんが髭を剃っている割と有名なイラスト(1997年7月21日号)は、「父親が朝使った髭剃りを当てて父親の温もりを感じている」を表現したそうです。知らなかった。身内とはいえ他の人が使った髭剃りは使いたくないなぁと思いましたが。
この日はテレビの取材が来ていました。BS日テレの番組で土曜18時からと書かれた紙を持った人がいました。「らくらく!大人倶楽部」という番組だったようです。展示されているイラストの前をレポーターの人が歩いて静かな会場の中で声を出してリハーサル中。せっかく作品が年代順に並べられているのにその人たちがいるところは避けなければない(後で見なければならない)し、テレビに写りたくないし、たまたま見に来た人への協力を要請することもなくおかまいなしに勝手にリハーサルをやっているって感じ。これがテレビの世界なのでしょうか。はっきり言って迷惑な感じでした。
結構長居していたようで、入る時(16時頃)は明るかったのに、出た時(17時45分頃)は真っ暗でした。あれ、いつの間に? って感じでした。
(完)
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