JAMSTEC横浜研究所 施設一般公開
9月29日、JAMSTEC横浜研究所で開催された「施設一般公開」に行きました。
横浜研究所の施設一般公開に行くのは初めてです。
杉田駅及び新杉田駅から徒歩で約15分、ちょっと迷いました。
横浜研究所には世界最速であった時期もあるスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」が設置されており、シミュレーションによる研究開発や、研究・観測データのデータ管理等を行っているそうです。
地球情報館という展示施設も設置されておりそこは常時一般公開されています。(第3土曜日を除く土休日は閉館)
◎ バーチャルリアリティシステム「BRAVE」
本日初公開との事で、見るための列ができていました。
そんなに興味はなかったのですが、せっかくなので見ました。30分待ちでした。
待ち列の所にところどころ貼ってある「地球のなぜ?」みたいなポスターが何気にためになりました。
6人ずつの2分間の上映で、メガネをかけて立体映像を見ます。その内1人のメガネはマスターとなっており、マスターをかけた人の視線に合わせて映像が動きます。マスターに選ばれなくてよかった~と思いました。
台風の風の動きを示した映像でした。
◎ 地球シミュレータ
現在運用しているのは2009年に運用を開始した2代目で、NECのSX-9/Eベースのスーパーコンピュータとの事。
見学窓から実物を見ることができました。(抽選での探検ツアーも実施していましたが着いた時にはもう受付が終了していました)
左側の5列に並んだ紫色の筐体が現在運用している2代目です。
特に意味はないと思うのですが前面のSX-9のロゴのXの部分がたまに光ります。
右側の手前の黒色の筐体はストレージだったかな? (自信なし)
右側の奥の緑色と青色の筐体は初代のシステムで、元々はこの全スペースに初代システムが置かれてたようです。
時代が進んで初代の3分の1のスペースで済むようになったという事になるのでしょうか。
初代のシステムは現在は使われていない模様(置いてあるだけ)でした。
・現在運用している2代目のCPUパッケージと、MMUモジュール(主記憶装置)を搭載したRTRモジュール
・初代のAPモジュール(計算プロセッサ)と、MMUモジュール(主記憶装置)
JAMSTECのページによると、現在運用している地球シミュレータ(SX-9)のOSはUNIX System VベースのSUPER-UXです。
使用できる開発環境は Fortran 90 と C/C++で、GUIベースの統合開発環境も用意されているようです。
企業への有償または無償での貸し出しも行っています。
自分が作ったアプリケーションがこの地球シミュレータで動いたらどんな感触なのかなと思いました。スーパーコンピュータが必要になる用途のアプリケーションを作ったことないですが。
<おまけ>
・JAMSTEC横浜研究所の隣の杉田川ふれあい散歩道
歩道が水に浸かっています。台風の後ではありません。なんでこうなっているの? 普段からこんな感じなのでしょうか?
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