さよなら?船の科学館 (2) 青函連絡船「羊蹄丸」
青函連絡船「羊蹄丸」です。
1998年の青函連絡船廃止後、イタリア・ジェノヴァ国際博覧会での日本館パビリオンを経て、1996年から船の科学館で公開されていました。
9月末で公開を終了し、他法人への無償譲渡に向け譲渡先審査中との事。今の場所に留まったままで別法人によって公開されるのかもしれないし、他の場所に移されるのかもしれないし、譲渡先が決まらなければ解体されるかもしれません。
ジェノヴァ国際博覧会の時にだいぶ改装されてしまったのか、青森港や函館港で保存されている青函連絡船の他の船よりも当時の面影が残っていません。
ちなみに青函連絡船廃止時はJR北海道でした。
ディスプレイに映し出された魚とか...。羊蹄丸とは何の関係もない展示です。
青函連絡船を紹介する2時間の作品が放映されていました。船の科学館が作ったわけではなく、どこか他の会社が作った映像のようでした。
なかなか良い作品でした。
1時間45分ぐらい(入ったときに放映されていた部分から作品の最後まで)観てしまいました。
船の科学館の売店で買った「船の科学館資料ガイド 青函連絡線羊蹄丸」(平成13年発行)では「マジカルビジョンシアター」となっており、青函連絡船とは何の関係もないファンタジー作品が放映されている事になっています。そんな作品をここで観たいという人は少なく、長くは続かなかったんでしょうね。
・青函ワールド
昭和30年代の青森駅とその周辺をジオラマで表現したエリアです。
本当にこんな感じだったのかなぁ? という疑いの目を昭和40年代後半産まれの自分は思ってしまいます。
この日は来客者が多く、人形だと思って見ていたら人間だったなんて事も。
・青函ワールド内の車両展示エリア
ディーゼル機関車DE10と客席スハフ14が1両ずつ置かれています。
車両を撮りたいと思う人にとっては、撮影しずらい置き方(全体を写せない)と照明です。
この車両は今後どうなってしまうのだろう? 船は残っても車両は解体されてしまうかもしれないし。
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