ドラマ「秘密」最終話
テレビ朝日系のドラマ「秘密」、12月10日放送分が最終話でした。
最終話は急ぎ足で話が進んでしまったように感じました。もっとじっくり描いても良かったように思います。
もしかすると、当初の予定よりも1話減らされてしまったのでしょうか。
1話が終了した後に作成した記事では「第1話は、映画版とかなり似ているように感じました。」と書きましたが、それは1話だけだったと思います。
結末の話の展開は、映画ではなく原作の方に忠実でした。
「秘密」自体は原作も映画もドラマも同じです。
平介がまだ直子であることを気付くきっかけは、原作の方と同じでした。映画版のように、半ば直子がうっかりばらすようなことはしない。
最後、結婚式でバージンロードを歩く直前に平介が結婚指輪をこっそり外す所が、平介の「決意」を示していて良かったように感じました。
小説と映画にはこれはありませんでした。
藻奈美の結婚指輪と、矛盾する行為ではあるのですが。
小説を読んだ時は、これから平介はどうやって生きていくのかと、悲惨な気持ちになりました。
ドラマの方は、ドラマを見る前から「秘密」を知っていたし、平介の「決意」のシーンがあったので、小説を読んだ時ほどの悲惨感は感じませんでした。
※ 12月20日の21:00からTBS系で映画版の「秘密」が放送されるようです。
<関連記事>
・「秘密」リメーク (2010/9/4作成)
・ドラマ「秘密」 (2010/10/16作成)
・ドラマ「秘密」第8話 (2010/12/4作成)
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