JAMSTEC横須賀本部一般公開 (1) 海洋科学技術館 他
5月22日、JAMSTEC(海洋研究開発機構) 横須賀本部で開催された施設一般公開に行きました。
JAMSTEC横須賀本部に行くのは初めてです。
JAMSTEC横須賀本部は横須賀市北部の追浜の埋立地にあります。
追浜駅から会場行の無料バスが運転されるとの事なので、追浜駅からバスに乗りました。会場まで15分ぐらいでした。
スタンプラリーが実施されており、スタンプラリーの番号(9番まである)の順序通りに見ていくと最短の移動距離で一通りの施設の見学ができるようになっていました。その順序で見てまわりました。
<① 本館>
JAMSTECで行っている研究の紹介や、実験の実演が主に行われていました。
自分は参加していませんが、その他に公開セミナー、トークイベント、サイエンスカフェといったイベントも実施されていました。
・「地球シミュレータ」(スーパーコンピュータ)の模型
本物はここではなく横浜研究所にあります。
・地球深部探査船「ちきゅう」の模型とコアビット
大深度まで掘削して試料の採取を行うそうです。右の写真は「コアビット」と言い、海底3000~5000mにある玄武岩・班れい岩のコアを回収するために「ちきゅう」に搭載される予定との事。刃先はダイヤモンドだそうです。
<② 海洋科学技術館>
社会見学等で訪れる人向けに常設で設置されている展示施設のようでした。
・地球深部探査船「ちきゅう」の模型とドリルビット
こちらにも模型がありました。
・「しんかい2000」で使用されていた窓とハッチ(入口の蓋)
・「しんかい2000」の操縦席の模型
知らない人が思いっきり映っていますがすみません。
・無人探査機「ホーネット500」
初期(1983年)に開発された探査機との事。
・初期の頃の海底地震計
海に沈めて一定期間計測した後、浮上させて回収し、計測したデータを取り出します。
これは初期の頃のもののようで、記憶装置としてDATを使用しているとの頃。
この後見学した「海洋工学実験場」で、ハードディスクを使用する最新型の海底地震形が出てきます。
・ケーブルによって伝送する方式の海底地震計の構成を示した模型
室戸岬など数箇所に設置されているそうです。
・「しんかい6000」の実寸大模型
中に入れるようになっていましたが、長い列が出来ていたので諦めました。
・深海生物の展示
相模湾の海底にクジラの骨を沈めて、それに寄り付く生物の研究を行っているとの事。
下の写真はクジラの骨とそれに寄り付く生物です。
海だけではなく、シベリアの永久凍土に関する研究も行っているようで、それに関する展示も行われていました。
上の写真の「シロクマ」はその関係です。
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