辻堂駅ホーム拡幅工事に伴う変更 (2) 辻堂駅の工事現場
辻堂駅のホーム拡幅工事の工事現場です。
特に見学するつもりはなかったのですが、辻堂駅到着時に工事の作業者や見学者の姿が沢山見え、また辻堂駅で降りる人多かったためつられて降りてしまいました。
ホーム部分の工事は16個の区域に別れ、それぞれの作業担当者が決まっているようでした。作業者は担当区域の番号を示すゼッケンを付けていました。
区域によって工事の進捗状況がだいぶ違っており、ホームの端の方の区域はまだ作業を始めたばかりだが、ホーム中程の区域は既に工事がだいぶ進んでいるように見えました。
最初の方の行程で2台のショベルカーを使った作業がホームの中程から東西両方向に向かって行われたようで、これにより差が出来たものと思われます。
<2~16番区域>
発泡スチロールを並べてホームを作っていました。
下記のように作業が進められているようでした。
[前日までの事前作業] 車輪が通る溝にあたる部分を除いたレールの周辺をコンクリートで固める。ホーム拡幅後本線となる線路部分に、ホームの工事で使う資材を搬入。
➀ レールを残したままで、溝に当たる部分にコンクリートを流して固める。
➁ ショベルカーにより、ホームの線路に接する部分に設置するコンクリート製の物体を、搬入済みの資材の中から、拡幅後の本来の位置に移動
➂ 人手により、ホームの半分ぐらいの高さがある大きな発泡スチロールを、搬入済みの資材の中から、➁で設置したコンクリートの内側一面に並べる。
➃ 人手により、ホームの半分ぐらいの高さがある大きな発泡スチロールを、➂の上に並べる。➂の発泡スチロールと異なり上部にボードみたいなものが付いている。➂と➃を並べた高さが、ホーム高さより15cmぐらい低いぐらいの位置までになる。
➄ (➃の上に何かを載せるものと思われるが帰宅したので不明)
こういう工法があるのは知りませんでした。
重さによって段々と発泡スチロールが圧縮されて床が下に下がっていくといった状況は起こらないのでしょうか。
レールは下に埋まったままです。遠い将来、発掘作業中にレールが発見されるなんて事が起こりえるのかなと思いました。
<1番区域>
レールを取り外した上で、予め組みたれられていた鉄パイプで出来た仮設の床を設置していました。
なぜ他の区域と工法が異なるのかは不明です。他の区域と比較すると幅が狭いため資材を置く場所がないとかそういう利用なのでしょうか?
ホームや駅西側の歩道橋からは良く見えませんでしたが、線路の切り替え部分も沢山の作業者が来ているようでした。
(完)
| 固定リンク | 0
「交通 - 鉄道 - JR東日本」カテゴリの記事
- ザ・ヒロサワ・シティ (3) レールパーク 後編(2024.09.12)
- ザ・ヒロサワ・シティ (2) レールパーク 前編(2024.09.11)
- 目黒~恵比寿間の山手貨物線の踏切(2024.08.19)
- 上越線 (3) 特急 谷川岳ループ(2024.08.15)
- 上越線 (2) 越後湯沢駅(2024.08.13)
「地域 - 関東 - 神奈川県 - 鎌倉・逗子・藤沢」カテゴリの記事
- 葉山 (1) 森戸大明神(2023.10.15)
- 辻堂 (3) 辻堂海岸(2022.11.03)
- 辻堂 (2) 辻堂海浜公園(交通展示館)(2022.11.03)
- 辻堂 (1) 藤澤浮世絵館(2022.11.02)
- 逗子 (5) 岩殿寺(2021.12.30)
コメント