鉄道総研・平兵衛まつり2009 (2) レール溶接実演
レール溶接実演を見学しました。
去年も行われていましたが、去年と溶接方法が違っていました。
去年は窯みたいなものを溶接する部分の上に載せて鉄を流し込んで溶接していました。調べ所、去年の方法は「テルミック溶接」との事。
今年の溶接方法は「ガス圧接」です。
ガス炎でレールを温め、高い圧力でレール同士を押し付けて溶接するそうです。
① レール端面の研削
良い溶接をするためには溶接面を綺麗にする事が大切との事。
・ガスバーナーの設置
ガスバーナーの火が溶接面にくるように設置します。
③ ガス圧接作業
ガスバーナーを点火して鉄を溶かして圧接します。
接合面がだんだんとふくらんできます。
⑤ ふくらみの押し抜き
ふくらみ部分を鉄の棒みたいなものを使って取り除きます。
⑦ 微調整
線路を押し付けるためのものと思われる機械を外し、土台から溶接した線路の片方に付けていたボルトを外します。
その後、鉄が冷めない内に、定規みたいなものと足で踏む機械を使って線路が水平になるように微調整を行います。
「ガス圧接」を初めて見ました。そもそも、「ガス圧接」なる溶接方法がある事自体を知りませんでした。
貴重なものを見させていただきました。
<その他の研究関連の展示・実演>
・パンタグラフ総合試験装置
円盤に架線に見立てたものが設置されており、それをパンタグラフと接触させます。
円盤を回転させることによって実際に走行しているのと同じような状況を再現します。
「なるほど」と思いました。
・大型振動試験装置
参加希望者は指定場所に指定時間集合するとの事、定員があります。
指定時間の3分程度前に指定場所に行ったら、誰もおらず、集合場所として貼られていた張り紙がいつの間にか無くなっていた。
「あれ???」
遠くを見たら、プラカードみたいなものを持った係員の後を付いていく集団がいた。
あぁ~ たぶんあれだ。
遅かった...。
「5分前の精神」が必要でした。5分でも足りなかったのかな?
(完)
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