海フェスタよこはま2009 (6) 日本丸・海王丸の総帆展帆 畳帆 (7/20)
海王丸の前まで進み、写真を撮っていたら乗員による体操が始まりました。
「これもパフォーマンスなのかな?」と思っていたら、その後帆を畳み始めました。
「おや? もう畳むの????!」と焦りました。
16時までの予定ではなかったのかと....。今はまだ15時です。
パンフレットには13時~16時まで「総帆展帆」と書いてありました。
13時~14時 : 展帆
14時~14時45分15時 : 帆を広げた状態で展示
14時45分15時~16時 : 畳帆
こういう事だったんですね。
たった1時間広げただけで畳んでしまうのはなんだかもったいないような気がしますが、時間の関係上仕方がないのかな。
折角なので、その場で畳帆の様子を見学する事としました。
「わっしょいわっしょ」と掛け声をしながら縄を引いて順番に帆を縮めていきます。
柱毎に3班に分かれているようです。(柱は4つありましたが後方の班は比較的帆の数が少ないため2柱分を担当する模様)
全員が綱を持って引っ張るわけではなく、「前方で綱を掴む→綱を後ろに引っ張る→後方で綱を離す→前方に走る」の繰り返しで引っ張っていました。
一通り帆を縮めた後は、柱に登って帆を縄でくくって畳みます。
青色の服を着た人が教官、白色の服を着た人が実習生のようです。
教官は靴を履いていますが実習生は裸足です。
女性と思われる実習生が10人程度いました。女性の人も上に登っていました。
柱を横方向に移動する時は命綱をつけているもの、上下方向の移動は命綱がないように見えました。
帽子は被っていましたがヘルメットは被っておらず、落ちたら死にそうです。
見ているだけでも「怖かった」です。
みなとみらい線のみなとみらい駅のコンコースから地上を結ぶ長いエスカレータ(3階分ある)に乗るのを怖いと思う自分としては、「自分には出来ない」と思いました。仮に登れたとしても、降りれなくなりそうです。
女の子は主に下の方の帆を担当しているようでした。
上の方の横方向の柱と比較すると下の方の横方向の柱は柱の太さが太い模様。
比較的背の低い人が多い女性にとっては、柱の太さが身長の半分ぐらいになってかえって大変そうでした。
一通り畳帆が終了した後、全員が客側に並んで敬礼。
拍手喝采です。
この後後片付けを始めていましたが、「これで終了」との事で地上の係員に追い出されました。
こういう事を言うのは良くない事かもしれませんが、女の子が何人もいた事に何よりも驚きました。
並の男子でもこんな事はできないと思います。
この女の子たちはどういうビジョンをもって船員になろうと決めたのか。気にかかるところではありました。
現在社会でで帆船を実用で運用する事はまずないと思われるので、帆船での演習は練習の一環でしかないのかもしれないですけどね。
長年を練習等を積み重ねてここまで出来るようになったのかなぁと思っていたのですが、航空訓練所HPの「海王丸 実習風景 No.46」から判断すると7月1日から訓練を開始した清水海上技術短期大学校と国立館山海上技術学校の実習生のようでした。こんな短期間で登れるようになるのかともう一度驚きました。
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