寝台特急「富士・はやぶさ」東京駅見送り (1) 本編

3月8日、寝台特急「富士・はやぶさ」の東京駅での発車風景を見に行った。

寝台特急「富士・はやぶさ」は3月13日発の運行で廃止となります。
これで東京発の九州行夜行列車及び機関車牽引の列車はすべて廃止。「ムーンライトながら」も同日で定期列車としては最後になるため、東京発の夜行定期列車は「サンライズ出雲・瀬戸」1本となってしまいます。
15年ぐらい前までは10本ぐらいあったんですけどね。

寝台特急「富士・はやぶさ」は東京駅を18:03発車、東京駅には17:21入線。
17時頃、発車する10番線のホームに上がりました。
運行日の最後の土休日だからでしょうか、既に多くの人が待ち構えていました。
新橋側は人が多いため、神田側に移動して列車が入線するのを待ちます。
17:16発の普通列車発車後、安全のため列車が停まらない場所にはロープが張られました。

17:21、いよいよ入線です。

入線後、機関車と客車が切り離され、機関車のみが神田側の引き上げ線に向かいます。

18:32頃機関車は9番線を通過、その後10番線に停車中の客車の先頭に連結されたようです。

客車の最後尾

客車のいろいろ

方向幕

客車の先頭
もうずっと人大杉です。近寄れませんでした。

発車時刻となり、寝台特急「富士・はやぶさ」は大分・熊本に向けて発車していきました。

あれだね。出発風景を見ていると乗りたくなってきました。
残り4日間しかなく、日程を考えると99%実現不可ですが。それに、もう切符は売り切れているのかもしれないし。
寝台特急って実は1度しか乗った事がありません。「さくら」が廃止される前に1度乗った限り。「はやぶさ」「富士」も結局乗らずに終わってしまいました。

列車そのものだけでなく、駅の発車案内等での「富士」「はやぶさ」の表示でももう見られなくなります。
右下の写真に写っている番線案内、3月14日以降は「大分・熊本」の部分がテープで隠される事になるのでしょうか?