「バブルへGO!!」幻の監督オリジナルエンディングバージョン (ネタバレ注意)
今更ですが、映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」のDVDに収録されている「幻の"監督オリジナル・エンディング"バージョン」を見ました。
以下ネタバレ注意。
エンディングはこんな感じです。
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レインボーブリッジを渡る真弓(広末)と下川路首相(阿部寛さん)が乗った車中での会話。
真弓がレインボーブリッジの隣に架かる2本の橋を指差して、
真弓「あれは?」
下川路「あぁ、あれは従来がひどいんで、去年作らせたんでした。」
ここからが違います。
<映画版>
真弓「大丈夫なの日本は? 下川路」
下川路「パパと呼びなさい。パパと。」
<監督オリジナル・エンディングバージョン>
真弓「はぁ(ため息)... 大丈夫なの日本は? ....... パパ...」 (映画版よりもトーンを落とした悲壮感を感じさせるしゃべり方)
=====
自分的には「監督オリジナル・エンディング」の方が良かったです。
映画版のエンディングでは、「政府の失策がなければバブルがあのまま続いており、幸せな日本が続いていたであろう 」 という、バブル景気を善とし、バブル破壊を悪とする非現実的なおき楽エンディングで終わる。
監督オリジナルの方は、「いずれにせよ、バブルがあのまま続くわけがない」という、バブル景気への反省を感じさせる現実的なエンディングで終わる。
映画を観た時、エンディングにやや不快を感じました。恐らく、自分らの世代がバブルの恩栄をほとんど受けず、バブルのツケを負わされる結果になったからではないかと思います。
監督オリジナルの方であれば、そのようには感じなかったかもしれないと思いました。
この映画、バブル破壊が一段落し、景気が上がり調子で盛り返している頃に製作・上映されたかかと思います。
あの時代に創られたから良かったんでしょうね。
バブル破壊時よりも状況が悪くなっていると思われる今であれば、「それどころではない」と多くの反感を買うような気がします。
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ところで、今更このDVDを見たのは、下記の経過からです。
① パソコン内臓のDVDドライブが壊れたため、DVDが見られなくなった。
② USBで接続する外付けのDVDドライブを買った。
③ ②のドライブで市販のDVDを見るが、音飛び等が頻繁に発生してまともに見られない。
使用しているパソコンに付いているUSBが1.1であり、転送速度が間に合わない事が原因と思われる。
ちなみに、DVD-Rの書き込みも非常に遅かった(恐らく1倍)。DVDドライブの説明書にもその旨の記載あり。
自分のパソコンは拡張ボードを指す空きスペースが無いため、USB 2.0を増設する事ができない。
~その後1年以上経ち~
④ 量販店で、PCカードのスロットに指すUSB 2.0のインターフェースが売っているのを見つける。
⑤ 自分のパソコンにPCカードのスロットが付いていたので、④を購入。
⑥ 市販のDVDが音飛びせずに普通に見られるようになった。
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