映画「子猫の涙」
2月9日、新宿ガーデンシネマで映画「子猫の涙」を見た。
本当は家から比較的近い川崎チネチッタで見ようと思っていたのだが、1日1回(夜間)だけの上映になっていた。
夜見に行くのもありなので、新宿まで出かけた。
11:30からの回を観たのだが客は10人程度。...少ない。
新宿ガーデンシネマでは2月29日まで上映されるが、2月16日からは1日1回(11:30から)の上映になるとの事。
観ようと考えている人は、お見逃しなく...。
「子猫の涙」は、1968年に開催されたメキシコオリンピックのボクシングの銅メダルリスト・森岡栄治氏の半生を描いた作品である。
より正確に言うと、娘の視点から見た親(森岡栄治氏)の姿を描いた作品である。
以下ネタバレ注意。
読みたい人はマウスで選択してください。
映画を観て正直、森岡栄治氏がすばらしい人だとは思わなかった。
自分自身にボクシングに対する興味や理解がないと言う事もあるかもしれないが。(何せ、亀田3兄弟の騒動は知っていても、彼らのボクシングの試合は生でもテレビでも1度も見た事がなかったりする。)
自分の親があんな感じだったら嫌だ。
自分がもし彼の娘であったら、ぐれているかもしれない。
そういう意味で、森岡栄治氏よりも娘(や息子)の方がすばらしいと思った。
「腐っても親」なのか。
森岡栄治氏がかつて暴力団と繋がりがあった事が描かれていたりする。(なのに、支援:文化庁で良いのかなぁとも思ったが...。)
こういうドラマでは主人公が「神格化」されて描かれるのがありがちではないかと思われる。
臭いものに蓋をせず、リアリティに描かれているのはそれはそれで良いのではないかと思った。
(....あの話が本当にリアリティなのかどうかは分からないんですけどね。)
広末涼子さんが、森岡栄治氏の後妻役で出演している。
けばい女性役で、乱闘シーンもあった。
あんな役も出来たんだと、ちょっと驚いた。
自分的には正直あまり見たくなかったキャラではあった。広末さんが、本当にあんな感じの人だったら嫌だなぁなんて。
どうでもよいことですが、
新宿ガーデンシネマが入居しているビルの隣に、東海地区出身者にとってはテレビCM「いらんものは、米兵へ売ろう!」でお馴染みの「米兵」があって、おぉっつと思ってしまった。
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コメント
お久しぶりです。豊洲の広末さんの絵を見たとき以来です。
私も先月末、「子猫の涙」見てきました。お昼は「キル」を見に行き、広末さん三昧の幸せな一日を過ごすことが出来ました。
ご覧になったかも知れませんが、昨夜は「うたばん」で、娘さん役の藤本七海さんが出演されて、少しだけ「子猫の涙」の映像が流れました。広末さんもちょっと映ってました。
ところで、余計な情報化も知れませんが、ちょっとだけボクシングについて。
世界チャンピオンとボクシングのメダリストは単純に比較は出来ませんが、アマチュアですがメダリストの方が実力は上ではないかと言う説もあります。チャンピオンは年間に数人入れ替わることもありますが、オリンピックは4年に1度。しかも、ボクシングはキューバ勢が強いのですが、プロにはなれません。チャンピオンは本来の意味での世界一とは言えないような気がします。日本にいる多くの世界チャンピオンは脚光は浴びますが、意外にボクシングのメダリストはあまり知られていませんでしたね。日本ボクシング界は、北京オリンピックで、森岡さんに次ぐ新星を期待していることでしょう。
投稿: saki | 2008/02/15 11:20
sakiさんお久しぶりです。
「うたばん」見てないです。
藤本七海さんが出演されていたんですか。
彼女の事は詳しくは知らないのですが、「子猫の涙」を観て「上手い!」と思いました。
将来は、活躍されるのかな?
ごめんなさい。
ボクシングについてはやっぱりよく分からないです。
投稿: やいゆえ横浜住民 | 2008/02/16 23:14