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2007/12/24

Little DJ ~小さな恋の物語

12月22日、渋谷のシネアミューズで映画「Little DJ ~小さな恋の物語」を観た。
監督:永田琴、主演:神木隆之介・福田麻由子、その他広末涼子さん、西田尚美さん、石黒賢さん、ラジオDJ役として小林克也さんらも出演。

映画を観たシネアミューズは、Bunkamuraの道路挟んだ向いにある。
Bunkamuraでは現在舞台「キル」が公演されており、先日観に行ったばかり。
広末涼子さんが両方の作品に出演していたりして、広末ファンの自分としては感嘆な気分であった。
同じく広末さんが出演される映画「子猫の涙」も1月26日からこの劇場で上映される。「キル」は1月31日までなのでこっちの方も重なってしまう。

「Little DJ ~」はラジオを軸にした話、舞台は函館で、函館山等が出てくる。
時代は1970年代で、当時の車やラジカセ等が出てくる。
「三丁目の夕日」(昭和30年代)に出てくるものは自分が産まれる前で「懐かしい」というよりは「昔はこんな感じたったのか!」という感じであったが、「Little DJ」で出てくる70年代のものは自分が子供の頃に見た記憶があるもので「懐かしい」と思った。

ややあざとく感じた部分がなかったわけではないが、全般的に良い作品であった。

以下、ネタバレ注意。
読みたい人は下記部分をマウスで選択してください。

最後のエンディングはちょっと反則だ。
他の映画だとエンディングロードが流れると同時に劇場内がざわざわしだし、退席する人が続出すると思われるが、そういう客はいず、エンディングロールが終わっても直ぐに席を立つ人があまりいない状態であった。
お客が少なかったから(50人もいなかった....)というのあるかもしれないが、上映後のこういう雰囲気を今まで経験をした記憶がない。

小林克也さんの台詞「どうしてミュージックエキスプレスが終わったか知ってますか?  予算の都合で録音にしてくれと言われてね。~」
この台詞が印象に残っています。
小林克也さんの実体験としても、こういう体験があったのかな?
最近の実情は分からないのが、最近のラジオ番組への皮肉なのだろうか?
自分が高校生ぐらいの頃(80年代後半)でも「オールナイトニッポン」で録音ばかりのパーソナリティがいましたが。
自分としても、1時間より長い番組では生放送の方が良いです。

自分は高校生~浪人生の頃、毎日AM・FMを問わずラジオを聴いていました。
あまり良く事ではないですが、勉強をしながらラジオを聴いていたりもした。
ラジオから学んだ事もあるし、東京に出てこようと思ったきっかけにもなった。
「いやぁ.. ラジオっていいもんですね」とこの映画を観て改めて思いました。

とはいえ、ここ最近ラジオをあまり聴いていない。
久しぶりにラジオでも聴いてみようかな...。

映画のパンフレット(600円)もなかなか良かったです。
現役DJさんへのインタビューなんかも。
映画が始まる前に紙の色が茶色のページを読んではいけませんよ...。
年表の1971年の所になっている「カウントダウン・ジャパン(TFM) 放送開始」は、厳密には誤りで、当時は別のタイトルだったような。
自分が子供の頃は、「コーセー~... け・しょー~ひぃ~ん... コーセっ化粧品! 歌謡ベストテ~ン」でした。

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原作は鬼塚忠の同名小説。 鬼塚がある取材で知ったエピソードを基に書き上げたフィクションで、 発売早々20万部を越えるヒットとなっています。 演出は新鋭女性監督・永田琴。 長編デビュー作『渋谷区円山町』というのが既にあるそうですが未見です。 神木隆之介くんについては、 「大きくなったらただの人」になるに違いないと 思っていたようなところがありましたが、 「遠くの空に消えた」で作品は兎も角、隆之介くんはいい感じに成長していたので、 それ以降、偏見なく見ています。 太郎の初恋の相手となるたまきにはドラマ「... [続きを読む]

受信: 2007/12/25 22:33

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