映画「バブルへGO!!」とバブル時代の思い出 (ネタバレ注意)
映画「バブルへGO!!」を観た。
バブル時代、自分は高校~大学初期の頃であった。
映画で出てきたプリンセスプリンセスの「ダイヤモンド」とか、小野やすしの「スタードッキリ丸秘報告」とか、鉄骨娘のCM等は記憶している。
映画に出てくるような「浮かれた状態」を身をもって経験はしたことはないが、テレビ等の報道で知っていた話ではあった。
「ボディコン」は、舞台挨拶で劇団ひとりさんもおっしゃっていたが、実体験はないが「トゥナイト」でよく知っていた世界だった。
「トゥナイトⅡ」で流されていた映像は、映画に出てきた衣装よりももっと過激だったように記憶している。お立ち台ギャルとか、荒木師匠とかいて、扇子を持って踊る。ボディコンどころか、下着姿やTバックやOバックで踊る人もいたように記憶している。
自分にとっては、「バブル時代」よりも「バブル破壊」の実体験の方が強い。
就職に関して、自分の大学入学時はバブル時代で、1人で何社も内定を貰い、採用試験に行ったら即内定が出されるような状態であった。
ところが、自分が大学卒業する頃はバブルが破壊してしまい、理系であっても1人で数十社回り、何段階もある厳しい採用試験があり、それを乗り越えてやっと内定が取れるような時代であった。
映画、基本的には面白かった。
ただ、最後の方、特に料亭以後の長いアクションシーンはちょっと飽きてきてしまった。
エンディングは、自分としてはあまり納得行かなかった。
あの時「バブル破壊を食い止めた」としても、やがてはバブルは破壊したのではなかろうか。破壊時期が遅くなれば、その分破壊の影響がもっと大きくなっていたと思われる。
映画で描かれていたような未来は訪れなかったと思うし、また映画のような未来になる事が必ずしもハッピーエンドだとは自分は思いませんでした。
1つ気になった事があるのだが、17年前の六本木の森永LOVEは、今はマクドナルドになったの?
大抵の店は、森永LOVE→バーガーキング→ロッテリア の遍歴だと思われるが、六本木は別なのかな。
映画にはいわゆるサービスカットがいくつかあった。広末ファンとしてはサービスカットは「なし」にして欲しかった。
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コメント
鉄道ドリル本が出版されてますね。今日、雑誌広告で見ました。
投稿: 淀風庵 | 2007/02/13 22:44
>やがてはバブルは破壊したのではなかろうか。破壊時期が遅くなれば、その分破壊の影響がもっと大きくなっていたと思われる
劇場で買ったパンフにはその見解が示されていました。娯楽性を先行させただけらしいです。
投稿: デハボ1000 | 2007/02/23 00:18