弥彦・黒部峡谷・神岡鉄道旅行記 (14) 高山線代行バス
猪谷駅から11:22発の高山線列車代行バスに乗る。
大型バス・中型バスそれぞれ1台が用意されている。大型の方だけで間にあったようで、中型の方は乗客ゼロで回送...。と乗ったときは思っていたが、そういう意味で2台用意されているわけではなかった。
バスは神岡鉄道の対岸の国道を走る。途中、飛騨中山駅で停車中の神岡鉄道の列車を追い抜く。
沿線では神岡鉄道を撮影する為に、神岡鉄道の方にカメラを向けている人も多い。カメラの向きから判断すると、そのままバスの方が先行し続けているようだ。
いつまで対岸を併走し続けるのだ....。
遂に、神岡鉄道の終点に近い神岡鉱山前駅(猪谷から16.9km、奥飛騨温泉口から3.0km) の前まで来てしまった。あら.。
ここで神岡鉄道から別れ、国道は山の方に道を進んでいく。
「そういえば猪谷駅を発車してから40分程度経っているのに、まだ1つも駅に停まっていないなぁ。確か角川までの間に3駅ぐらいあったはず」と不安になった頃、山が開け、高山線が見えてきた。
国道を離れ、高山方面と逆の方向にバスは向かう。
なかなか駅にたどり着かない。
「ここから折り返しても国道まで戻ってくるのに時間がかかるし、このままだと角川駅から乗る予定の列車に乗り遅れてしまいそうだ。」
と思っていたら、角川駅に到着した。定刻より10分早着。
どうやら、猪谷駅に待っていた2台のバスのうち、大型は角川駅直行、中型の方は各駅停車だったようだ。
角川駅から12:45発の普通列車で高山駅まで。
高山駅から13:40発の特急「ひだ10号」に乗り、熟睡。
名古屋で新幹線に乗り換えて帰宅。
今回の旅は終了した。
良い思い出になった。
(完)
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