続・1リットルの涙 (ネタバレ注意)
「1リットルの涙」の文庫本を読み終わりました。
ドラマと原作ではだいぶ違いました。
当然の事ではあるが、原作の方がリアルであり、人間臭さを感じました。
自分は当時、亜也さんと同じ東海地方(豊橋からは距離がある隣の県ですが..)に住んでいました。そのため、よく知っている地名やあっちの地方によくあるチェーン店(「ユニー」とか「あさくま」とか...)の名前が出てきて、さらにリアルに感じました。
最も印象的だったのは、歩けなくなり、その後入院した秋田病院で亜也さんのお世話をした家政婦さんでした。
文庫本の記載から判断すると、同じ病室で寝床を共に過ごしながら一日中介護をするものと思われました。食事の世話を初め、排尿の世話なども。休日も原則的になさそうでした。
その家政婦が、70歳のおばあさん。
年齢的に考えると、介護する方とされるほうの立場が逆ですよね。
あんな献身的な介護は、正直相手が自分の親であってもできる自信がないです。(ごめんなさい...)
「1リットルの涙」が出版された当時(1986年)、マスコミで話題になったそうです。発売された当時、自分は中学生だったはずです。
同じ東海地方に住んでいたにもかかわらず、残念ながら全く記憶にありません。
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